ありがとう脇町劇場オデオン座

[寄り道]翌日の5月20日の朝、前夜の余韻を楽しみたくて、ホテルをチェックアウトしたその足でオデオン座に向かいました。通常は午前9時~午後5時まで一般見学ができるのです。
着いたのはちょうど9時、オデオン座の前でおじさんとおばさんがおしゃべりしていました。
あれ?このおばさんは・・・「昨日靴袋を配ってらっしゃいましたよね」と訊くと、笑ってうなずきました。「見学いいですか?」と200円払って中へ。
あぁ、コンサートの楽しさが蘇る~ 1人で静かに、でも内心大はしゃぎで、前日の席あたりに座ってみたり、ステージに上がってMIYAのいたあたりに立ってみたりしました。
いつからそこにいたのか、さっきのおじさんが「カメラ貸し。写真撮ったるわ」とステージに立つ私を撮ってくれました。おばさんが「ちょっと待ってな、ライト点けるわ」と照明を点けてくれました。コンサートでは点いていなかった提灯も点けてくれました。おばさんによると、提灯はステージの照明演出上、点けなかったとのことでした。
「2階とか楽屋とか奈落とか、好きに見ていいからな」と程よくほっといてくれたおかげで、本当に好き勝手に見て回り、想像を膨らませながら写真を撮りまくりました。

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前日座った場所付近からステージを

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オデオン座の座布団

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MIYAがいた位置から客席を

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二階席から。左手に花道が見えます

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どの角度から見ても雰囲気があります

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花道の下、奈落への道

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MIYAが「みんなが僕の悪口を言っているのが全部聞こえた」と言っていた、ステージから5歩で着く楽屋

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楽屋は二間続きでした。禁煙ということは、MIYAはきっと外で吸ったのでしょう

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楽屋玄関。ここからMIYAが・・・

と、こんな風に自由にオデオン座の中を動き回り、「じゃあそろそろ・・」と帰ろうとすると、「お茶かコーヒーいれるから」と引き止められました。そしてコーヒーをごちそうになりながらいろんな話をしました。途中で一緒に写真を撮ろうということになり、さっき私を撮ってくれたおじさん(オデオン座のお隣さんらしい)を再び呼んで、おばさんとの2ショットを撮りました。
その後も、初めて話すとは思えない、地元の人間同士のようなおしゃべりを続け、チョコレートをもらい、おばさんのおやつのカスピ海ヨーグルトまで食べさせてもらいました。しかもおかわりまでいただきましたおばさんの話では、いろんな牛乳を使ったが、メグミルクが一番うまくできるそうです
こんな風に書くと、まるで私が遠慮がなく図々しく思えるかもしれませんが、一応ちゃんと遠慮はしたんですよ。それでも勧めてくれるんです。
「脇町の人は皆さんすごく親切ですね」と言うとおばさんは、「この辺はお遍路さんが来るから、お接待するいうのが当たり前なんよ」と言いました。なるほど、四国にはそういう地域性があるんですねちなみに、[寄り道]の入場の時に靴袋を配っていたのも、頼まれたわけでもなく、休みだったけど、何か手伝えないかと思っての好意の行動だったそうです。すごいそういう町の人たちの気持ちが、コンサートの雰囲気にも反映したんだと思います。
おばさんは駅までのタクシーの手配もしてくれたり、[四国で得するパスポート]というクーポン付きのパンフレットをくれたり、とても親切でした。お互いの連絡先を交換してお別れしました。
その数時間後、次の観光先にいる私に、「無事着いた~」と電話までくれました。
ビジネスホテル稲田苑のご夫婦の親切に始まり、オデオン座のおばさんの親切で締めくくられた脇町、私にとって忘れられない故郷のような町になりました

オデオン座については、美馬市のHPでもご覧いただけます。

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この記事へのコメント

miki@ボクネンズアート東京
2007年06月01日 22:29
またしても、素敵な場所へふらりと旅されていて、とてもうらやましく思います!
かおやんさんのライフスタイルはなんだか贅沢、、、、豊か、、、という文字がこの文面見て脳裏に浮かびます。
昔ながらのたたずまいに、行った事もないのに、懐かしい気分にひたりました。
2007年06月01日 22:43
mikiさん、コメントありがとうございます。
贅沢・豊か・・・ほんとにそうならいいんですが、財布の中にはいつも木枯らしが吹いてます^^;でもチャンスは今しかない!と思って行動すると、気持ちだけは豊かになれる気がしますb(^^)d
2007年06月02日 11:19
「百聞は一見にしかず」とはよく言ったもので、写真と文章でおじさんやおばさんとの温かい交流がつたわりますね。(^^)
人とのつながりや一瞬の景色や建物、食べ物との出会いを大切に受け止めてるから、人のやさしさや、美しい景色に気付けるんでしょうね。僕も誰かにやさしくできるような気がしてきます。これからも、たのしい話をいっぱい聞かせてくださいね。
2007年06月02日 12:42
九州から一歩出ただけで、まったく違った顔の町に会うことができました。それを思うと、日本は広い!チャンスがあれば、いやチャンスを作って、もっともっと旅をして、いろんな日本に出会いたいと思ったし、MIYAが[寄り道]で日本各地を巡ったり、THE BOOMで「青空の下、星空のもとで」や「僕にできるすべて」で、小さい町を回るライブツアーをした気持ちが分かるような気がします。

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